「好きなこと」を考える
どうしたらやりたいことが
見つかりますか❔とか
そんなに夢中になれるものがあって
うらやましい、とか
そう言えば、よく言われてきました
子どもの頃から
今日はそんなお話です(長文、失礼します)
あなたの一番長く続けてきた
好きなことって何ですか❔
私は「山」です
あ、今、残念ながら登っていませんが
やるべきことを最優先しているので
山はしばしお休みしていると
自分では思っています
山と一言で書いてしまったのは
登山とは言い切れないものがあるから
いつから登り始めたんですか❔と
よく聴かれるんですが
物心ついた頃には、登らされていました(笑)
はい、父が好きだったので
もうね、夏の休暇はすべて「山」なんです
「海に行きたいー」と言っても、「山」
小学生の私は、ただただしんどい
何にもおもしろないわーって
でもね、父が作ってくれた
おむすびの味は忘れられません
案の定、山から遠ざかった私でしたが
大学を卒業した頃、自然が好きな彼氏から誘われ
久しぶりに登山をしました
でもね、そのときの記憶は
自分の荷物の多くを彼氏に持ってもらい
恥ずかしい・・

それからです
自分の力でやりきれる山を考え始めました
雑誌を見たら、行ってみたい
行けそうな山があちこちに!
住んでいた名古屋から近い北アルプスや
八ヶ岳に、一人で出かけるようになりました
今思うと、相当無謀だったのですが
若い女性が一人で歩いているので
出会う人から珍しがられ
山小屋では、本当によくしていただき
どんどんハマっていくのです
そして、雪山や岩登りもやりたくなり
自分でやるには限界を感じて
山岳会の門を叩いたのが、30歳直前
じゃじゃ馬みたいで、生意気な私を
仲間として受け入れてくださり
たくさんのことを教えていただき
北海道へ移住するまで
家族のような、大切な存在となりました
山を続けてきたと言っても
その時代、時代で、夢中になっていることは違い
海外の高所登山を目指していたときもあれば
池塘の花を愛でる山ばかり行っていたときもあり
山を走る、なんてときもあれば
食事が美味しい山小屋ばかり行っていたときもあり
登山そのものも楽しいんだけど
計画するのも好き
山の勉強をして
さらに深く関われるのも嬉しかった
人はもちろん、花も木も風も香りも好き
山での出会いが楽しくてたまらない
登山のあとの温泉と
その後食べる美味しいものは最高に好き
ふもとの文化に触れるのも好き
美術館や工芸館にも、よく立ち寄りました
なーんて欲張りなプランを
少ない時間の中でやりくりするのも、楽しい
そして、いいプランをひらめくと
誰かを連れて行きたくなり
人を楽しませるのも好き

帰ってから、山岳会の機関誌の原稿を
まとめるのもとても楽しい
(懐かしい手書きの原稿、今もとっています、笑)
そういう一連が好きだったから
私はきっと続けてきたんだろうなあ
そして、山が欠かせないものになったのは
歩いていると、自分の悩みが小さく思えて
麓へ下りてくる頃は、悩みが何だったかも
忘れてしまうくらいな自分になること
だから、いろいろあっても
生きて来られたんだと思うのです
森の道が落ち着いたら
大好きな山や山小屋にまた行ってみたいな
そして、そんな自分らしさを
森の道でどう実現していくかだなと
考える今日この頃です
今日も最後まで、おつきあいくださいまして
ありがとうございます!
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